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反復性過眠症
(クライネ・レビン症候群と月経関連過眠症を含む)

Recurrent hypersomnia
(Including Kleine-Levin syndrome and menstrual-related hypersomnia)


反復性過眠症では、過眠状態が昼夜を問わず数日間から数週間程度続く状態を不定期(1年間に1回から10回)に繰り返します。疲労感や頭痛のような症状をしばしば伴います。食欲や性欲の異常亢進、いらいら感、攻撃性などを伴うこともあります。稀な病気です。


診断基準 (ICSD-2)
  1. 2日から4週間持続する過度の眠気エピソードが反復する。

  2. 少なくても1年に1回は、眠気エピソードが発現する。

  3. エピソードとエピソードの間では、注意力、認知機能および行動に異常が認められない。

  4. 過眠の症状は、他の睡眠障害、内科疾患、神経性疾患、精神疾患、薬物の服用、薬物乱用などで説明することができない。

サブタイプ

クライネ・レビン症候群
上記診断基準に当てはまる眠気エピソードが繰り返し認められ、なおかつ、眠気エピソードに一致して特徴的な行動異常が出現します。過食、性欲亢進、いらいら感、攻撃性、奇妙な行動、および非現実的な感覚、混濁、幻覚などの認知異常などを伴うことがあります。本疾患には性差があり、男性と女性の発症の比率はおよそ4:1です。

月経関連過眠症
上記診断基準に当てはまる眠気エピソードが繰り返し認められますが、その眠気エピソードは月経周期と関連しています。初潮後の早い時期に発症します。眠気エピソードは通常1週間持続し、月経時に急速に回復します。ホルモンのアンバランスが過眠の原因となっているかもしれません。経口避妊薬により症状が改善するようです。

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