チベット旅行で高山病になり不眠で苦しみました。高山病になると何故不眠になるのでしょうか?

高地不眠症と呼ばれるもので、一般的には4,000メートル以上の高地で起こり易くなります。高地に登るあるいは飛行機で到着してから72時間以内に急性の不眠として生じ、頭痛・疲労感・食欲低下などを伴います。高地での酸素濃度低下に伴う血中の酸素濃度低下に体が順応できずに発症します。

血中の酸素低下が延髄の呼吸中枢を刺激するため呼吸が速くなりますが、その後、血中の二酸化炭素濃度も低くなり呼吸中枢が抑制され、無呼吸が出現します。このような呼吸障害が睡眠を妨げる原因となります。稀ですが、肺浮腫や昏睡となり死に至ることもあります。多くの場合は、体が順応して自然に回復しますが、低地への緊急移動が必要となることもあります。

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