睡眠の最新研究論文
ナルコレプシー患者へのマッサージ治療の陽性結果


(目的)
この症例報告は、ナルコレプシーに罹患した女性の睡眠パターンに対するマッサージ療法の効果を調査することを目的としたものです。

(参加者)
参加者は23歳の女性であり、その女性の初発症状には、日中の過度な眠気および周期性四肢運動(PLM)があり、これらは彼女のナルコレプシーおよびカタプレキシー(脱力発作)によってもたらされるものでした。

(方法)
1回あたり45分間のマッサージ療法処置が、5週間以上に渡り施されました。患者の睡眠パターンは、毎週、マッサージ療法の処置前に記録されました。  最終的な測定は第6週に行われました。また、睡眠パターンは、10の視覚的アナログ尺度を含む、リーズ睡眠評価質問表(Leeds Sleep Evaluation Questionnaire)を用いて観察されました。

(結果)
リーズ睡眠評価質問表によると、この症例報告の結果は、入眠において148%、睡眠の質において1100%、睡眠後の目覚めにおいて121%、目覚め後の行動においては28%の改善が見られました。

(結論)
この症例報告は、マッサージ療法がこのナルコレプシー患者に対し改善効果をもたらしたことを示唆しています。ナルコレプシーおよび睡眠パターンに対するマッサージ療法の効果を調査するには、さらなる研究が待たれるところです。

(論文抜粋のため、詳細は下記の文献をご参照ください)
( Hill R, Baskwill A :Positive effects of massage therapy on a patient with narcolepsy. Int J Ther Massage Bodywork .2013 Jun 3;6(2):24-8.)


Copyright © 2006-2009 Kaminsho-Land All Rights Reserved.