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日中の眠気 -5-

オフィスでの眠気対策

オフィスで仕事中にウトウト、困りますね。 どうしても眠くなってしまうとき、人の体の中では何がおきているのでしょうか。

歩き回ると眠気が解消されるのはなぜ?

人が眠いと感じるときは副交感神経の働きが強まっています。人は副交感神経の働きが強まると、眠くなるようにできているのです。ですから眠気を解消したいときは、交感神経を活発にしてやれば、副交感神経の働きが弱まり、目を覚ますことができます。

「交感神経」と「副交感神経」は逆の働きをし、必要なときに交代して、体の働きを促しています。この2つの働きを見てみましょう。

交感神経 副交感神経
活動、緊張、ストレス 修復、休息、リラックス
活動している時。
不安・恐怖・怒りなどストレスを感じている時。

血管が縮み、心拍数が増え、筋肉が緊張しています。状況の変化にすばやく対応できるよう、体が準備をしています。
睡眠中リラックスしている時。
ゆったりと落ち着いている時。

日中の活動によってたまった疲れや、体に受けたダメージを、副交感神経に切りかわった睡眠中に修復し、元気な状態に戻します。

交感神経は、心臓の脈拍や呼吸など生命の維持に関する活動を司る神経です。運動をして呼吸数が多くなり心拍数が上がると、交感神経の働きが活発になります。

デスクで眠気を感じたら、立って社内をひと回りしたり、空きスペースで軽い体操やストレッチをするなど、体を動かすことで交感神経が活発になり、目が冴えます。 ただし、激しい運動は逆効果になることもあるのでご注意を。一時的に脳は覚醒しますが、その後すぐに疲労から眠くなってしまうからです。

激辛ランチが眠気を誘発する

激辛の食事の後、ぐったりと眠くなってしまったことはありませんか。これにも体内のメカニズムにおける理由があります。

人は体の内部の体温(深部体温)が低下すると眠気を感じます。日中は、体温を一定に保とうとする働きが生じ、眠らないような仕組みになっているのです。

ですから、日中に眠気を感じやすい人は、体温を一定に保つように、昼食に気をつけることも大切です。たとえば、カレーやチゲなどの辛いものを食べて体温を上げてしまうと、その後に体温が下がるときに眠くなってしまいます。

午後に大切な会議のある日などは特に、食後の眠気を抑えるために、体温が急激に上昇するような食事は避けた方が無難でしょう。また、体温が上がってきたと感じたら、冷たい水を飲むだけでも体を冷ます効果があります。

軽い運動や食事に気をつけ、午後の眠気を解消しましょう。
 
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