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日中の眠気 -4-

座ったままできる眠気対策

日中に襲われる眠気。これを吹き飛ばすために、仕事中なら「コーヒー」、運転中なら「ガム」など何かを口に入れているという人もいるでしょう。では、なぜこれらが眠気対策に有効なのでしょうか。

カフェインが眠気誘発物質をブロック

日中の眠気にはパワーナップと呼ばれる20分前後の昼寝が効果的です。
(参照 睡眠よもやま話1 脳を活性化する昼寝)
しかし、勤務中に昼寝はできないということもあるでしょう。

そこで、眠気覚ましに、コーヒーを飲む方も多いと思います。では、どうしてカフェインを摂取すると眠気が取れるのでしょうか。
カフェインには、アデノシンという物質の働きをブロックする作用があります。アデノシンには、「眠けを誘発する」という働きがあります。そのため、カフェインを摂取すると、眠気が誘発されにくくなり、覚醒度が上がるのです。

<飲み物に含まれるカフェインの量>

食品名 含有量/100ml
コーヒー(エスプレッソ) 約280mg
コーヒー(ドリップ) 約90mg
コーヒー(インスタント) 約45mg
玉露 約120mg
抹茶 約30mg
ウーロン茶 約20mg
煎茶 約20mg
ほうじ茶 約10mg
紅茶 約10mg
玄米茶 約10mg
麦茶 0mg
ハーブティー 0mg

しかし、カフェインは長期的に大量に摂取すると、胃や内臓を弱らせたり、頭痛、不眠症などの自律神経を狂わせる作用もありますので、コーヒーなら1日カップ2~3杯くらいまでの摂取量を目安にしましょう。

ガムを噛むと脳が活性化される

車の運転中の眠気さましで、ガムを噛むという人も多いでしょう。ガムをかんで、顎を動かすことは眠気対策として有効です。「眠気すっきり」などのキャッチコピーがあるガムにはミントやハッカが含まれているものが多く、メントールの香りが中枢神経を刺激してさらに脳を活性化してくれます。

ガムに限らず、口を動かすことによって、交感神経や感覚神経が活発になり、咀嚼を続けると、脳の覚醒をうながすセロトニンが分泌されます。朝日を浴びると体内時計が進むと同時にセロトニン神経が活性化されて目が覚めます(参照 日中の眠気対策 -2- )が、ガムにも、それと同じ効果があるというわけです。

眠気対策にもいろいろな方法がありますが、仕事中や運転中にできることは限られています。コーヒーを飲んだりガムを噛んだりすることは、最も手軽にできる眠気対策かもしれませんね

 
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