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●交代勤務性睡眠障害●


交代勤務労働者、パイロット、医師・看護師、長距離ドライバー、警備員、夜間の飲食店従業員など昼夜逆転して働く、あるいは昼夜を通して働く人々は体内時計のリズムに逆らった生活を余儀なくされています。体内時計のリズムと覚醒・睡眠の生活サイクルのずれにより、過眠や不眠の症状が出現します。また、不規則な就業形態による睡眠不足も睡眠障害の原因となります。


主な症状は、睡眠障害、疲労感、消化器症状です。さらには、睡眠薬、飲酒、精神安定剤などの使用する頻度が高いということも指摘されています。


睡眠障害などの症状は、交代勤務を続ける期間に一致して出現します。仕事を変えて通常の日中の勤務スケジュールの仕事をするようになると、症状の改善が認められます。


交代勤務性睡眠障害では、業務中の眠気だけでなく、集中力や注意力の低下が認められます。機械操作を誤ったり、交通事故を起こしたりする危険性が高いため、医学的な観点だけでなく、社会的な観点からも注目されている疾患です。


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