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●恐ろしい合併症●


睡眠中に呼吸が止まると、そのたびに酸素の供給と二酸化炭素の排出が途絶えるので血液中の酸素量が低下するとともに二酸化炭素量が増加します。ですから、深い睡眠をとることができなくなるだけでなく、不整脈、内分泌機能の変調、血圧の上昇などの様々な弊害が起こります。


本来、肥満の方が睡眠時無呼吸症候群にかかりやすいため、それでなくても高血圧、糖尿病、高脂血症などの危険性があるのです。統計的にも、睡眠時無呼吸症候群の患者では、高血圧、心筋疾患、狭心症などを合併している率の高いことが知られています。


「死の四重奏」という言葉があり、肥満体型、高血圧、高脂血症、インスリン抵抗性という4つの因子をもっていると心不全や脳卒中などで死亡する確率が正常人より極めて高くなるということが警鐘されています。睡眠時無呼吸症候群も同様な危険因子とみなされていますので、たかが「いびき」と思わないで専門医への受診が望まれます。


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